ソウタシエ( Soutacheソウタッシュ または スータッシュとも呼ばれる)とは、ヨーロッパの伝統的なコード刺繍を言い、フランス語で「へり飾り用の細い平ひもの組紐飾り」を意味します。
中世ヨーロッパ上流階級の正装用ブラウスやジャケットなどの袖口や襟元の装飾として特殊な紐(ブレード)で模様を縫い付けたのが始まりといわれており、当時の上流階級の嗜みとして衣裳の豪華さを表現するには欠かせないものでした。
このコード刺繍の技術を用いて、パールやビーズなどを平らなコードで流線型に囲んで、針糸で縫いながら形を仕上げていく優雅なコスチュームジュエリーを創作します。